先輩ママのアドバイス

保活でとっても役に立ったのが、先輩ママのお話。

高校の友人で、板橋区在住、うちの娘より1つ上の娘ちゃんがいるママ。

 

娘ちゃんが1歳になる頃(5月)に認可外保育園へ預け、翌4月から見事認可保育園の1歳児クラスへの入園をキメたという、憧れの道をゆく先輩ママである。

 

その友人と会話していて

「いや〜、認可外保育園もなかなか空いてないもんだね〜」

と軽く言ったところ、

 

「何言ってんの!認可外だって空いてるわけないでしょ!新設のところ探すしかないよ!」

 

と衝撃のアドバイス。

 

まじか。

既存の園の空きを待っていてもダメなのか。

 

その友人の娘ちゃんが行っていた認可外は、友人一家が買ったマンションに併設された保育園だったそう。

マンション住人が優先して入れたので、なんとか入れることができたとのこと。

 

うーむ。

我が家は借家だし、もちろん保育園なんて併設されてない。

新設の保育園なんて都合よく見つかるのか・・・

 

そこで、Google先生

「世田谷 保育園 新設」とベタなワードでお覗いをたててみる。

 

すると、徒歩20分くらいのところに、8月下旬に開園する園がリスティング広告を出していて、すぐさま引っかかった。

徒歩20分とか、もはや徒歩圏内ではないが。

 

どこぞのIT系企業が運営する保育園のようで、保育料を見てみると、普通に朝から夕方まで預けて12万円!

高っ!

 

「新設のとこあったんだけど、ちょっと遠いし高いんだよね〜」

と、友人に泣き言を言ったところ、

 

「4月から認可入れたいなら、半年くらいがんばって通わせるしかないね!私だったらそうする!」

 

と。

 

確かに、この半年がんばるだけで、その後の5年間近所の認可ライフが送れるかもしれないと考えると、がんばろうと思える。

 

少し迷いはあったが、見学するだけならタダなので、見学の申込みをしておく。

8月から見学開始で、見学した人から先着順で入園申込みできるとのことなので、万が一申込むときのために、見学開始のその日の午前中に予約を入れる。

 午前中なら先着順でも間に合うだろう。

 

ふう。

 

保活において、この友人のアドバイスは本当に助かった。

彼女のアドバイスがなければ、「遠いから〜」とか「費用高いから〜」などどいう理由で、色々躊躇して決められなかっただろう。

結局娘はこの新設園に預けることはなかったが、その後の認可外保育園探しにおいての方針が決まった。

 

「私に選ぶ権利はない!」

「入れそうなら迷わず決めよ!」

 

 

認証保育園にトライ

続いて目を付けたのが、前回の認可外保育園Pと同じ駅にある、認証保育園。

 

正直、認証保育園がどういう仕組みなのかがまったくわからなかったので、様子を窺うためにも見学しようという企み。

 

数ヶ月前に北沢健康福祉センターで空き状況を見たときは「ゼロ」だったが、またP園と同じく順番待ちリストに加えて頂こうかと、電話をしてみた。

 

私「入園を検討しているので、見学をさせて頂きたいのですが」

スタッフ(以下ス)「来年度ご入園の見学は、8月からになります」

私「いえ、今年のうちに途中入園を希望しているのですけど・・・」

ス「あぁ・・・うちは途中入園というのはほとんどないです。ほとんどの方が、認可を申し込まないでうちを希望されて入っていますので」

 

お、おぅ・・・

 

わかりましたと言って電話を置く。

 

率直な感想。

認証ってプライド高ぇ!

 

認可に入れなかった人が来るところなんかじゃないわよ!というのが、電話でビシバシ伝わってくる。

ましてや、認可に入るためのポイント稼ぎの腰かけなんていう考えは通用せず。

大変失礼いたしました。。。

 

他にも目を付けていた認証保育園があったのですが、これに懲りてしまい、もう完全認可外を探そうと心に決めたのでした。

認可外保育園探しお役立ちページ

ちなみに、認可外保育園探しで活用させていただいたのが下記。

 

◯「風間ゆたか」ホームページ

http://kazamayutaka.com/chiku/

 

世田谷区議会委員風間ゆたかさんのホームページ。

世田谷区の保育施設を、地図上から検索できる。

すべては網羅されていないし、微妙に地図の位置が違ったりしますが・・・

 

◯ほいくえ

http://www.hoikue.com

 

最寄り駅から保育施設を検索できる。

我が家は杉並区との区境に近いので、区に関係なく駅で検索できたので、大変便利だった。

 

認可外保育園探しスタート

こうして、認可外保育園探しが始まった。

6月頃の話だ。

 

まずぶち当たったのが、

<近所に認可外保育園がない>

という、そもそもの問題。

 

1番近い保育所で隣駅。(通勤経路にあらず)

 わお。

最寄り駅まで向かう道すがら、保育園に送っていくという理想の園生活はまず無理のようだ。

電車で送迎か・・・

なかなか大変そう。

(我が家にはもちろん車はない)

 

とりあえず、その隣駅の保育所Pに電話してみる。

どこかの大型保育所とかではないう、なかなか愛嬌のあるネーミングの保育所だったので、まぁ空きはあるだろうと疑いもしなかった。

 

ネットで調べたところ、お昼寝中の13時〜14時が問い合わせのベストタイミング☆と書いてたので、忠実に従い電話をかける。

 

わたし「すみません、そちらに入園を検討してるのですが、見学はできますか?」

男性スタッフ「いま子どもたちがお昼寝してるんで、夕方かけ直してください!」

 

ファッ!?

 

若干迷惑そうにあしらわれてびっくり。

お昼寝がベストタイミングという情報は一体・・・

(後にも先にも、電話で迷惑そうな対応をされたのはこのP園だけでしたが)

 

そして夕方18時頃にかけ直す。

私「すみません、そちら(略」

女性スタッフ(以下ス)「現在たくさん待機してる方がいらっしゃいますので、見学も、入れる目処がついたら順次ご案内しております」

私「ファッ!?それは何十人も待ってるんですか?」

ス「何十人・・というわけでもないですが、0歳児さんは、まぁ数十人待っておられます」

 

まじか。

こんな認可でも認証でもない、ただの認可外で、ふざけた名前なのに←

 

私「じゃあ、4月まで無理って感じですよね・・・?」

ス「いえ、うちは認可と違って満年齢で計算してて、今0歳の子が1歳の誕生日を迎えた時点で1歳とみなすので、その時点で0歳が1枠空きます」

 

お?

認可外ってそういうカウントの仕方なんだ!

そしたら、うちの子11月生まれだから、それより前に生まれた子がどんどん1歳になっていって、そのうち入れるんじゃん?

楽勝〜♪

 

と思い、空きそうになったら連絡するという言葉を信じて連絡先を伝える。

 

しかし、このP園から連絡が来ることはなかった・・・(11月現在)

 

のちのち、同じくP園の順番待ちに申し込んだという知り合いから聞いた話だが、このP園すこぶる対応が良くないとのこと。

知り合いは、待てども待てども連絡が来ないので、再度P園に「いつ空きそうですか?」と尋ねたところ、「あのねぇ、うちは保育園なんですよ?すぐ空くわけないじゃないですか」と怒鳴られたそうで。

こわいなー こわいなー。

 

こうして、私の認可外保育園探しは始まったのでした。

 

究極の選択

来年の4月から認可保育園に入るためには、申込みまでに復職しなくてはいけない…

おそらく、育休中のポイント「109点」では認可に入れないであろうため、それがきっと、我が家が認可に入るための「最低条件」になるだろう。

 

私は働きたくない。←

働く意欲はない。←

できればギリギリまで育休を取っていたい。

 

それもさることながら、1歳にもならない我が子を預けて働くという寂しさ・・・

我が子は成長がスローペースなので、きっと初めての立っちも、あんよも、保育園からの報告になるのだろう・・・

 

そう考え出すときりがない。

 しかし、育休を途中で切り上げなければ、きっと認可入園は夢で終わってしまう。

 

 

そこで、念のため旦那に相談してみる。

「なんか先に認可外入れて、仕事復帰してれば、認可入れるっぽいんだけどさー、なるべくなら…」

「じゃあ認可外入れよっか」

 

早っ

そして軽っ

 

いちおう私の勤労意欲のなさについてもとくと話したのですが、もちろん何の説得材料にもならず、こうして認可外を探す道を進むこととなったのでした。

 

旦那の意見は絶対!というわけではないのですが、後々認可に入れなくなって、「あー、あの時こーしてれば」という後悔をしたくないよね、というのが、我が家の結論でした。

 

まだ1歳にもならない子を預けて働くということに何の抵抗もないかと言われればNOですが、もし我が子との時間を尊重して、3月まで育休を取り子どもとたっぷりじっくり一緒に過ごせば、ほぼほぼ認可は無理です。

それは我が家もそうですが、他の家庭にも言えることだと思います。

寂しいことですが、今の東京では認可に入ることと、じっくり子どもと一緒の時間を過ごすことは、なかなか両立できないのです。

どちらかを選ばなければなりません。

特に我が子は11月生まれなので、1歳にもならないうちに預けなければならないことになってしまいました。

 

これで認可に入れなかったら、世田谷死ねって言いますから・・・

たかが1点、されど1点

利用基準指数109点のままでは、認可保育園に入れるかは一か八かの賭けみたいなもんだ。

やっぱり認可保育園に入れるなんて夢のまた夢なのか、、、

 

しかし、妊娠中に行った北沢健康福祉センターで、有益な情報を得たのであった。

それは、

「指数110点なら、認可保育園にとっても入りやすくなる」

 

いやいや、たかが1点じゃないですか笑

と、鼻で笑いながら職員さんに言ったが、次に職員さんが出してきた資料に驚愕する。

詳しい数字は覚えてないが、

 

 109点で認可に入れた人→半分くらい

 110点で認可に入れた人→95%くらい

 

えっ

たかが1点でこんなに違うの?

 

てことは、110点ゲットしてれば、ほぼ認可に入れるってことだよね?

夢の認可保育園に… ←おおげさ

 

どうすれば1点上乗せできるんですか!と前のめりで聞くと、「申込時点で認可外保育園に預けて復職してること」と。

 

えっ・・・復職・・・?

4月までのうのうとルン◯ン生活をする予定だったのに・・・

 

ここにきて、私ののんきな育休生活に陰りが見え始めたのでした。

 

109点戦争

どの区も、認可保育園に入るには利用基準指数という名のポイントが決め手となると思うが、世田谷区の場合は「109点」というのがひとつの目安になるようである。

 

その内訳は

 ・週5日以上勤務し、かつ、

  週40時間以上の就労を常態 →50点

             (夫婦で100点)

 ・就労実績が1年以上 →2点

            (夫婦で4点)

 ・申込児の産休明け、

  又は育休明け予定の場合 →5点

 

これで合計109点である。

 

健康福祉センターで話を聞いたところによると、0歳や1歳で入園させようと思うと、109点というのがまず最低限必要そうである。

 

(隣の窓口には、出産で退職したお母さんが相談に来ていたが、「かなり厳しい、というかまず無理」みたいな話をされていた。。。)

 

しかし、109点あるからといって、認可に入れるわけではない。

109点世帯のうち、半分くらいしか認可には入れないのだ。

つまり、109点世帯の争いが激しいということである!

 

ほとんどの母親育休世帯は109点だろうが、同じ109点での順位の付け方は、住民税の納税額で決まる。

(実際は細かい順位の付け方があるが、私の解釈ではほぼコレだと思う)

 

我が家は決して高額納税者ではない。

むしろ、何か金持ちいっぱいいそうな世田谷区(地方出身者の妄想)では底辺に違いないと自信まんまんだった。

 

が、世田谷区が発表した、認可保育園に子どもを入れた世帯の世帯年収分布のようなデータ(うろ覚え)によると、我が家は決して底辺ではなかった。

むしろ、中の上くらいに納税している。

 

おかしいだろ!

自営業の金持ち連中が税金ごまかしてるに違いない…にゃろう!

 

と怒り心頭ではあるが、このままでは4月から認可保育園に入れない可能性が高いということが判明してしまった。

 

さて、どうしたもんじゃろのう。。。